(ウェザーニューズより引用)
こんにちは。暑いですね。
特に太平洋側の東京や名古屋などの都市では、湿度やヒートアイランド現象(都市の中心部の気温が郊外に比べて島状に高くなる現象)により異常な暑さとなっています。
気象庁では気温30度以上を真夏日、35度以上を猛暑日としていますが、連日の気温は猛暑日。例年と比べても異常な暑さです。
今回はこの東京を中心とした猛暑はなぜ起きていて、いつまで続くのか、そして効果的な熱中症対策についても紹介します。
2018年猛暑の原因は「ダブル高気圧」。
(ウェザーニューズより引用)
今年の夏の猛暑の原因はズバリ「ダブル高気圧」。
日本列島の周辺に「チベット高気圧」と「太平洋高気圧(小笠原気団)」の2種類の高気圧が発達。
高気圧な地域には下降気流(上空から地表近くへ向かう気流)が発生します。
それは、高気圧な地域は周辺の気圧の低い地域へ向かって流れるため、それを補うように上空から空気が流れ込むためです。
すると、上空の雲が消え日差しが強く差し込むわけです。
(NIKKEI STYLEより引用)
2つの高気圧「ダブル高気圧」が一挙に強まり重なり合うことでまるでひとつの巨大な高気圧のようになっているわけです。
今年の夏は、このダブル高気圧の影響で非常に暑いのです。
今年の猛暑はいつまで続く?

猛暑ピークは今(7月下旬)と8月下旬〜9月上旬とのこと。
8月になるとこの暑さはいったん治まるとの予想です。
危険な猛暑。熱中症に注意しよう!
この連日の猛暑で熱中症で搬送される人もかなり増加しているようです。
これを機に、熱中症を正しく理解しておきましょう!
熱中症の症状をチェック!
- めまいや顔のほてり
- 筋肉痛や筋肉のけいれん
- 体のだるさや吐き気
- 汗のかきかたがおかしい
- 体温が高い、皮ふの異常
- 呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない
- 水分補給ができない
引用元:熱中症の症状 | 熱中症について学ぼう | 熱中症ゼロへ – 日本気象協会推進
https://www.netsuzero.jp/learning/le01
熱中症の度合いにもよりますが、初期の熱中症に大切なのは「水分」と「塩分」。熱中症対策にも大切です。
- 水分
- 塩分
熱中症といえば経口補水液OS-1(オーエスワン)が有名ですが……。
こちら薬局の店員なんだけど、最近OS-1とかの経口補水液が超売れてるけど、あれは熱中症や脱水症状起こして「から」飲むやつだからな!!!「予防」ならポカリだ!とにかくポカリだ!経口補水液を飲み過ぎるのはそれはそれで身体によろしくないから熱中症対策ならポカリだ!!!もしくは水&塩だ!!!
— 🎧ふなはる🎧 (@haruka_now) July 20, 2018
上記ツイートの通り、熱中症予防にはポカリスエットが有効なようです。
また、薬剤師の方の下記ツイートもご参考に。
薬剤師です。ポカリ一気に飲むのダメですよ!水分摂取の目的でガブガブ飲むと嘔吐する事も。水分摂って熱中症を予防する目的ならミネラル豊富な麦茶、塩分摂取タブレットや飴が有効。ポカリも、熱中症とか体調不良時に効率よく栄養と水分を摂取するものなので。むやみにOS-1は確かに反対ですが。
— きゃろ💎jh (@kyaro948jh) July 21, 2018
ということで、予防には麦茶や塩タブレット、飴が有効だそうです。
ちなみに自家製麦茶を作るときは水道水を煮沸させ、清潔な水差しにパックを入れ10分程度放置、軽くかき混ぜてから取り出すと美味しくつくれます。
とにかく水分補給が大切とのことですね。
出先でペットボトルを買いすぎると出費が増えてしまうので水筒を常備しておくのも良いでしょう。
おしゃれな水筒をあわせてご紹介します。
では。
