こんにちは、安い旅行プランを考えるのが大好き、ジリ貧学生さいとう(@S41T0H)です。
予算は安く抑えたい! しかし旅行は楽しみたい!
今回はそんな悩めるわがまま仔羊たちに贈る、予算1.5万円で東京から伊豆へ1泊2日の格安旅行をするためのよくばり最強プランを紹介します。
この記事を参考にあなたも最強旅行をしてみてくださいね。
南伊豆フリー乗車券の値段と購入方法、使い方
まずは今回大活躍してくれた「南伊豆フリー乗車券」を紹介します。
僕が今回利用した「南伊豆フリー乗車券」は、「東京都区内」or「横浜市内」or「小田原」から南伊豆フリーエリア内の駅までの往復乗車券と、連続する2日間の「南伊豆フリーエリア」内の「伊豆急行線」および「東海バス」が乗り放題のフリーきっぷがセットになったおトクなきっぷです。
「南伊豆フリー乗車券」の値段
「南伊豆フリー乗車券」の価格は以下の通り。
設定区間 | おねだん | |||
---|---|---|---|---|
東京都区内 | ⇒ | 南伊豆フリーエリア | 大人 | 6,160円 |
⇒ | 小児 | 3,080円 | ||
横浜市内 | ⇒ | 大人 | 5,850円 | |
⇒ | 小児 | 2,920円 | ||
小田原 | ⇒ | 大人 | 4,410円 | |
⇒ | 小児 | 2,200円 |
(JR公式サイトより引用)
僕は東京都区外からの出発だったので「小田原発」の乗車券を購入し、小田急線で小田原へ行き、そこから南伊豆フリー乗車券を利用しました。
「南伊豆フリー乗車券」の購入方法
「南伊豆フリー乗車券」はJR東日本の首都圏エリアの主な駅の指定席券売機、みどりの窓口、びゅうプラザ、提携販売センター、JR EAST Travel Service Centerおよび主な旅行会社で購入することができます。
僕は指定席券売機で買いました。クレジットカードも使えますよ。
「南伊豆フリー乗車券」の使い方
「ゆき」のきっぷはフリーエリア内までの片道切符です
南伊豆フリー乗車券を買うと「ゆき」と「かえり」の2枚の乗車券が発行されます。
そのうち、「ゆき」のきっぷは乗車駅の自動改札を通して使用開始することができます。
こちらのきっぷは途中下車不可。フリーエリア内までこのきっぷを利用します。
フリーエリア内の駅で「ゆき」のきっぷは回収されるので、以降は「かえり」のきっぷを使用することになります。
「かえり」のきっぷはフリーエリア内の伊豆急行線および東海バスでつかえます
名前が紛らわしいですが、「かえり」のきっぷは1日目から乗り放題のフリーきっぷとして使用することができます。
伊豆急行線の駅はほとんどが有人改札ですので、改札口にいる駅員さんに提示しましょう。その日の利用開始時には入鋏されます。
東海バス利用時は乗車時はフリーきっぷは提示せずに整理券を取って、降りる時にフリーきっぷを運転手さんに提示して運賃箱に整理券を入れましょう。
ちなみに東海バスは前乗り前降りです。始発駅以外から乗る時は降り終わるのを待ちましょう。
「かえり」のきっぷはフリーエリア内から出る時、降車駅(僕の場合は小田原駅でした)の自動改札に吸い込まれます。
青春18きっぷと違って手元に残らないのは少しさみしいかも……。窓口から出れば貰えたのかな。
まずは今回の伊豆旅行費用の内訳です。
今回僕がこのゴールデンウィークに行った伊豆旅行の、一人あたりの旅行費用の内訳です。
交通費(往復) | 4,410円 |
宿泊費 | 6,238円 |
食事代 | 約4,000円 |
合計 | 約14,648円 |
食事代については丼勘定ですが(うまい)、みごと1.5万円に収まりましたね。
つづいて旅行の行程表です。
これが南伊豆格安旅行、全行程表だ!
※スマホ表示時、下の表は右へスクロールできます。
<海を楽しむ1日目> 5/3(祝)
9:08-11:09 | JR伊東線小田原駅 → 伊豆急行線伊豆急下田駅 |
昼食 | 「下田地魚食事処 さかなや」で新鮮な「金目づけ丼」を食べる。 |
12:22-12:30 | 東海バス武ヶ浜 → 東海バス白浜海岸 |
観光 | その名の通り白い砂浜が美しい白浜海岸で海を見ながらビール。 |
13:43-13:53 | 東海バス白浜海岸 → 東海バス下田駅 |
観光 | 幕末情緒あふれる下田「ペリーロード」を散策。 |
17:01-17:30 | 伊豆急行線伊豆急下田駅 → 伊豆急行線伊豆熱川駅 |
観光 | 熱川のビーチを見ながら無料の足湯を満喫。 |
夕食 | 「伊豆の味処 錦」で本場の「金目鯛の煮付け」を食べる。 |
宿泊 | 最高のオーシャンビュー。「伊豆熱川温泉潮風旅館」で波の音を聴きながら就寝。 |
<山を楽しむ2日目> 5/4(祝)
10:05-10:18 | 伊豆急行線伊豆熱川駅 → 伊豆急行線河津駅 |
10:40-11:05 | 東海バス河津駅 → 東海バス河津七滝 |
朝食兼昼食 | 孤独のグルメでも紹介された河津名物「わさび丼」を堪能。 |
観光 | 『伊豆の踊り子』ゆかりの地「河津七滝」で伊豆の大自然を感じる。 |
13:12-13:47 | 東海バス水垂 → 東海バス河津駅 |
14:08-15:17 | 伊豆急行線河津駅 → 伊豆急行線伊東駅 |
観光 | 伊東のビーチで伊豆の海にお別れ。 |
17:21-18:14 | JR伊東線伊東駅 → JR東海道本線小田原駅 |
【写真付き】山も海も堪能できた伊豆の格安旅行記
それでは、今回僕(@S41T0H)が楽しんできた伊豆格安旅行の各イベントを、写真付きで紹介したいと思います。
掲載されている画像はタップで拡大します。
1日目<伊豆の海を楽しむ編>
↑下田の街には風車(かざぐるま)がたくさんあったのが印象的でした。
「下田地魚食事処 さかなや」で新鮮な「金目づけ丼」を食べる。
伊豆旅行で最初に食べたのがこれ、「下田地魚食事処 さかなや」さん(食べログで口コミを見る)の「金目づけ丼」でした。メチャウマだった……。
「さかなや」さんは駅から少し歩いたところにある魚市場の眼の前にある「開国下田みなと」施設の1階にあります。
ゴールデンウィーク中とあって大賑わいでしたが、時間帯がよかったのか待たずに着席。僕らが座った直後に席待ちの列ができていました。
魚市場から直送の脂のよく乗ったプリプリの金目鯛が食べれて大満足。
やはりいい旅は美味しい食事からですね。
0558-23-0358
静岡県下田市外ヶ岡1-1 道の駅 開国下田みなと 1F
その名の通り白い砂浜が美しい白浜海岸で海を見ながらビール。
下田から東海バスで10分ほどのところにある「白浜海岸」。
GWの白浜海岸はまだ肌寒く海水浴客はあまりいませんでしたが、たくさんのサーファー達が集まっていました。
白浜海岸近くには景観のため看板がモノトーン調になっているセブンイレブンやファミリーマートがあったので、そこでビールとおつまみを買って海を見ながら一杯。
ビールとクラッツは最高です。(お酒は20歳になってから!)
幕末情緒あふれる下田「ペリーロード」を散策。
下田といえば幕末にアメリカ総領事タウンゼント・ハリスが米国領事館を構えた場所。
その後ペリー提督も下田を訪れました。
その縁で、下田には「ペリーロード」という小径があります。
オシャレなカフェや露店が立ち並ぶ、ステキな場所でした。
野良猫がいました。
外観のクセが強めな福乃家さん。
熱川のビーチを見ながら無料の足湯を満喫。
つづいて、宿を取った熱川へ移動しました。
熱川は温泉地。電車を降りた瞬間から硫黄の香りがただよっています。
パワースポットとして有名な熱川の「お湯かけ弁財天」。銭洗い弁天の温泉版版という感じです。湯気がすごい。
海岸の近くまで坂道を下ると、無料でつかれる足湯「熱川ほっとぱぁーく」がありました。
波打つ海を見ながら、移動で疲れた足を癒やしました。
「伊豆の味処 錦」で本場の「金目鯛の煮付け」を食べる。
一日目の夕食は「伊豆の味処 錦 (にしき)」さん(食べログで口コミを見る)です。
名物の鯵のたたき丼は売り切れとのことで、金目鯛の煮付け(ライスセット)と生ちらし丼をいただきました。美味しかった……。
こちらもGWで店内は混雑して、板前さんはかなり忙しそうな様子。
陽気な店員さんが印象的でした笑。
最高のオーシャンビュー。「伊豆熱川温泉潮風旅館」で波の音を聴きながら就寝。
今回宿泊したのは「伊豆熱川温泉潮風旅館」(楽天トラベルでレビューを見る)。
オーシャンビューの客室で、波の音を聴きながら寝ることができます! これぞ旅の醍醐味。
格安だったのですこし古い宿でしたが、ゴールデンウィークで直前の予約だったにもかかわらずステキな宿がとれてよかった。海が見える露天風呂の温泉もあります(僕らが入ろうとした朝の時間帯は女湯の時間だったので僕は内風呂でしたが……)。
スタッフさんは皆さん中国の方でしたが、とても丁寧に対応してくださいました。
楽天トラベルのレビューには「温泉が激熱」とありましたが、改善されたのか加水されてちょうどいい湯温でした。お土産も貰えてとても心地よい宿泊でした。
今回の予約は楽天トラベルを利用しました。他の楽天サービスで貯めた楽天ポイントが使えるのでおトクに宿泊できました!! ポイント消費分のポイントも貯まります。
ちなみに近くにコンビニなどはないので注意です。
2018年4月末に隣のホテルにヤマザキショップができたようですが16時頃にはクローズしてしまったので利用できませんでした……。
↑はめ込み合成のような、「伊豆熱川温泉潮風旅館」の部屋からの景色。
2日目<伊豆の山を楽しむ編>
↑河津七滝「カニ滝」近くにあった布袋様。
孤独のグルメでも紹介された河津名物「わさび丼」を堪能。
2日目は<伊豆の山を楽しむ編>ということで、伊豆の名物「河津七滝(かわづななだる)」へ。
河津駅から東海バスで向かいます。
ちなみに南伊豆フリーエリアはここ、「河津七滝」バス停以南。それより北(修善寺方面)にはいけませんので要注意です。
河津七滝周辺には食事処やお土産屋さんがたくさんありました。
河津の名物は「わさび丼」ということで、河津で採れた新鮮な生わさびを使ったわさび丼を頂きます。
今回立ち寄ったのは「河津七滝」バス停近くにある「だるま茶屋」さん。
名物わさび丼の他にもわさびを練り込んだ「わさび蕎麦」もありました。
僕が注文したのはもちろんわさび丼。
(スマホで撮影)
わさびがドカッと乗ったものを想像していたのですが、どちらかというと「猫まんま」にわさびがチョコンと乗った感じですね。これに醤油をかけて混ぜて頂きます。
食べてみると意外にもわさびの辛さは薄れて、生わさびの風味が心地よい素敵なグルメ。
さすが、ドラマ「孤独のグルメ」にも登場しただけあります。
ついてくるわさびを擦って入れると辛さにブーストをかけることができます。
擦ったわさびはチューブわさびとは比べ物にならないほど香り高くて美味しいんですよ、奥さん。
辛さは抑えられ、わさび特有の香りを存分に楽しむことができます。
伊豆に来たならぜひ一度は食べて頂きたい逸品でした。
『伊豆の踊り子』ゆかりの地「河津七滝」で伊豆の大自然を感じる。
わさび丼で腹ごしらえをしたら、いよいよ「河津七滝(かわづななだる)」です。
河津七滝はその名の通り7つの滝を見ることができます。
上の写真は七滝の一つ、初景滝(しょけいだる)。
ここ河津七滝は伊豆の踊り子ゆかりの地ということで、ところどころに伊豆の踊り子の銅像が設置されていました。あと、なぜか犬を連れた人が多かったのも印象的でした。
ここで引き返してしまう人も多かったのですが、それはもったいない。
ここから長い階段を登ると素晴らしい景色が待っていました……!
七滝で2番目の落差を誇る「釜滝(かまだる)」。
せり出した遊歩道から、水しぶきを浴びるほどの距離で滝を見ることができます。
水滴に虹が映っていて美しかったです。
ここからしばらく階段を登ると「水垂(みずだれ)」バス停にたどり着くので、そこから河津駅に戻りました。本数が少ないので事前にネットで調べておきましょう(山の中は電波が弱いです)。
僕は「河津七滝」→「水垂」ルートでしたが、脚に自信のない方は「水垂」→「河津七滝」の下りルートをオススメします。
ちなみに、水垂→河津七滝のバス道中には「河津七滝ループ橋(Wikipedia)」と呼ばれる圧巻の720°カーブの橋があって面白かったです。いつか運転してみたいな。

伊東のビーチで伊豆の海にお別れ。
最後は伊東駅で途中下車し、伊東駅にほど近い海岸で伊豆の海にお別れをしました。
近くにミニストップがあったのでそこでまた缶ビールとおつまみを購入。
釣り人の多い埠頭で、わかれ酒を乾杯。
伊豆、イイなあ。週一で来たいくらいです。
いかがだっただろうか
というわけで予算1.5万円!「南伊豆フリー乗車券」で格安旅行をしてきたので海も山も堪能できる最強の旅行プランを紹介するよ。という記事でした。
前日まで曇りときどき雨の予報だったので石廊崎や弓ヶ浜は行かないルートにしたのですが、着いたころにはすでに雨は止んでいたので行ってもよかったかな。
今度行くときはぜひそちらにも行きたいです。そっちのほうが南伊豆だし。
そして、「修善寺虹の郷」にも行ってみたいな。フリーエリア外で行けず残念でした。
当記事があなたの旅行の参考になれば幸いです。
それでは。
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